【子育て】我が家がヨコミネ式こども園を選んだ理由

子育て

我が家の長男は「ヨコミネ式」を採用するこども園に通園しています。

ヨコミネ式とは鹿児島で保育園を運営する横峯吉文氏が、30年間にわたって子どもと関わる中で生み出された、子どもの自立を促し可能性を引き出すための幼児教育法です。最も大切なことは、「子どもが自ら学ぶ力」であるとして、読み・書き・計算の「学習」や、かけっこ逆立ち・体操などの「運動」合唱、ピアニカなどの「音楽」に取り組み、子どもの才能を引き出すために多岐にわたるアプローチをすることが特徴です。

まるこ
まるこ

ヨコミネ式に関する詳しい解説は、こちらの記事も合わせてご覧ください!

育休明けの復職当時は、自宅と職場に近いという理由で、会社が運営する企業型保育園に入園しました。長男が生後11ヶ月で慣らし保育を始め、慣らし保育期間を1ヶ月間かけてゆっくりと進め、1歳で復職をしました。

1ヶ月という時間をかけれたのは会社運営の企業型保育園だったからで、地方自治体の認可保育園であれば、慣らし保育期間は復職前の1週間程度の指定があります。1週間という短期間は、初めての集団生活に向き合う子どもにはやや負担をかけるな、と認可保育園の慣らし保育を次男で経験して思います。

話は逸れましたが、生後11ヶ月から転園する2歳児クラス進級(2歳4ヶ月)の間は、企業型保育園で過ごしました。

転園を考えた「きっかけ」

転園を考えることとなった「きっかけ」は大きく以下の2点の想いからでした。

  • 『外遊びをもっとさせてあげたい』
  • 『沢山のお友達の中で、揉まれて成長してほしい!』

まず初めに、11ヶ月から2歳3ヶ月までの1年4ヶ月間の間、息子を預けた企業型保育園にもいいところは沢山あり、主に、以下のようなメリットがありました。

  • 自宅にも職場にも近く、送り迎えがしやすかった
  • 通常保育時間が認可保育園よりも長かった。(認可保育園のほとんどは18時でしたが、企業保育園は18時30分まで通常保育時間内でした)
  • 延長保育は20時まで可能だった。(急なトラブル対応、残業時も対応できる体制だった)
  • 発熱時のお迎えなどの基準が、認可保育園よりも甘かった。(このポイントは、コロナ後は認可保育園より厳しくなり、改悪したと聞きました)

今振り返ると、これらのメリットは全て「親」から見た視点でした。

よく、「親がストレスなく働けることが一番大切だから、保育園を選ぶときは、親の優先順位を優先したほうがいい」という意見がありますが、まさに、まるこも親の働きやすさの視点で選びました。

むしろ最初から便利な企業保育園ありきで考えていたので、認可保育園の見学など保活は真面目にせずに、しっかり検討せずに企業保育園にそのまま入れたというのが正しいです。

一方で、1年4ヶ月間の間、企業型保育園に通園し、見えてきたデメリットもありました。

  • 園庭が狭く、簡単にお散歩できない状況で、お散歩も外遊びが少なかった
  • 3歳児以上のタイミングで転園する子が多く、上級生になれば人数が減っていた。(3歳以上はひと学年5人以下と少人数だった)

外遊びが少ないことは、よちよち歩きの赤ちゃん時代(1歳前半)には気になりませんでしたが、長男が大きくなり活発に動き回るようになってから不都合に気付きました。平日保育園から帰ってくるなり、「公園に行きたい」と言われる生活が続き、「外遊びが少ないからやっぱり体をもっと動かしたいんだろうな」と感じました。

『外遊びをもっとさせてあげたい』と思ったのが、転園を考えた大きな理由です。

それに加え、3歳児以上の在園児が極端に少ないことも気になりました。生活発表会や運動会で3歳児以上の姿を見て、同年齢のお友だちが少ないのは寂しそうだなと感じました。

もちろん少人数園にもメリットはあり、特定のお友だちと深く仲良くなったりできるという魅力もあったのでしょうが、まるこ的には「お友だちとの関わり合いの中から学ぶことは沢山ある」と思っていたので、『沢山のお友達の中で、揉まれて成長してほしい!』という想いがあり、転園を考えるきっかけとなりました。

転園を「ヨコミネ式」に決めた理由

転園を考え始めてから、「息子に合う保育園ってどんな園だろう?」と考えた時に、「お外遊び」「友だちの人数」は一つの指標でした。

また、1年前にお子さんの転園を経験した先輩ママから「子どもにどんな子に育ってほしいかを考えて、転園先を選ぶといいよ」とアドバイスを受けました。

その先輩ママは「落ち着いた子に育ってほしいから」という理由でモンテッソーリ園に転園させていました。

落ち着いた子に、なるほど〜、ふむふむ。長男は活発だし、どんな子に育ってほしいかな? う〜ん、、、と考えました。

誰もが思うであろう、「思いやりのある子」「優しい子」「素直な子」•••とか意外に、我が家が重視するポイントはどこかな〜と考えた時に、『運動神経が良くて、元気いっぱいな子』に育ってほしいと思いました。そこで、以下ポイントを軸に園探しをしました。

  • 外遊びや運動を思いっきりできる園
  • お友だちが沢山いて、お友だちとの関わり合いから成長できる園

そこで、我が家が選んだのはヨコミネ式導入の認定こども園

朝から毎日かけっこ・逆立ち、体操などの「運動」をするのはもちろん、2歳児以上からは読み・書き・数字の「ワーク」にも取り組ませてくれます。音楽にも力を入れており、音楽専門の先生がピアニカを教えてくれます。

園の見学に行き、子どもたちの頑張る様子や先生たちの情熱も感じて、ここに通わせたいという気持ちが強くなりました。そして、共働き世帯だからこそ感じるメリットがもう一つありました。

  • 平日に保育園で習い事レベル(それ以上)のことに取り組んでくれるおかげで、土日の習い事の負担を減らせる。
  • つまり、経済的にも時間的にも効率的。

ヨコミネ式では、2歳児クラスで文字カードを読みはじめ、3歳台でひらがな・カタカナ・拗音や濁音・半濁音も含めて文字が読めるようになります。その後、子どもの発達に合わせて、絵本を使った文字を読む練習や、ヨコミネ式ワークを使った書く練習が始まります。

親が必死に、家でひらがな・カタカナを覚えさせなくても、保育園でお友だちと切磋琢磨しながら自然と日本語の読み書きのベースは習得してくれるのです。

これは、家では英語をしたいと思っていた我が家にはピッタリだったのです。

読み・書きに加えて数字ワークもやってくれるので、時期を見て「数字が好きな息子の算数の能力を伸ばしてあげたいな」と考えて公文(算数)の習い事を追加しようかなぁと、ぼんやり考えていた我が家にはまたピッタリでした。公文に追加で通い、経済的、時間的な負担を増やさずとも、園で数字ワークまでやってくれるなんて、最高じゃないか!と思いました。

「体操」だってそうです。習い事に通っても、ぜいぜい週に1回、月に4回ですが、ヨコミネ式導入園に通園すれば、週5回体操教室に通っているようなものです。

まるこ
まるこ

なんてコスパがいいんだ!

認可保育園に通いながら、成長の機会を与えてくれるなんて、素晴らしい!

このように、転園先選びの軸にしていた「外遊びや運動を!」「友だちとの関わり合いの中から成長できる!」という視点を超えて、

親が働いている間に、保育園でお友だちと切磋拓磨しながら、運動も勉強も音楽も習い事レベルの内容を無償で(保育料の範囲で)やってもらえるなんて、最高の環境じゃないか!という結論に至りました。

考えてみてください。

フルタイム勤務の場合、平日親と過ごせる時間は、朝登園前と夕方降園後〜寝るまでのほんの少しの時間。大部分の時間を、幼少期子どもは保育園で過ごすことになります。

親が働いて預けられている時間 x 数年間、同じ時間を過ごすのであれば、「より子どもの成長に繋がる園に通わせたい!」という親心もありました。

バスで通わせる必要がある園だったので、勤務時間や働き方の面で多少融通を利かせる必要はあったのですが、

「自分達の働きやすさよりも、息子が今しかない脳のゴールデンタム(〜3歳、〜6歳)にどんな環境で過ごすかは、今後の身体の成長や伸び率を考えたら、息子の成長の方が大事!」

という子育ての方針や家庭での優先順位が夫婦で同じ感覚だったので、主人にも協力してもらうことを前提に転園を決意しました!

ちち
ちち

転園して本当によかったよね。

運動もワークも音楽も毎日頑張っていて、それを教えてくれる姿が微笑ましいよね。

まるこ
まるこ

ヨコミネ式は子どもの性格によっては合う合わないがあると思いますが、

ほんと、長男には合っている!

お友だちと切磋琢磨して、なんでも一番を目指して頑張っているよね。

ヨコミネ式園に通った効果については、以下の記事も参考にしてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!